院長ブログ

生体リズムの話 東郷平八郎

この人をご存知でしょうか?

 日露戦争で、劣勢といわれた、バルチック艦隊との戦いで、指揮をとった東郷平八郎です。鹿児島出身の方です。日本は、この戦いに勝ち、ロシアに翻弄にされていた周辺諸国は、喜びました。トルコでは、子供に、”とうごう”という名前をつけた両親がたくさんいたそうです。世界の3つの大国、中国、ロシア、アメリカの2つの大国に勝ったのは、日本だけです。まさに、日本を救い、世の多くの人々に勇気と希望を与えました。

 連合艦隊司令長官に東郷平八郎が推挙された時に、60歳近くであった東郷平八郎について、明治天皇は素朴な疑問を持ちました。”なぜ、この人ですか?” この問いに、山本権平衛が、”この人は運が強いんです。”と、答えたという逸話が残っています。東郷は実に運が強い男でした。

  東郷のひととなりについて、調べてみると、とても興味深いことがわかります。彼の生活習慣は非常に厳格で、朝食は決まった時間、決まった場所で、決まったメニューを食べるなど、日々のルーティンを欠かさず徹底していたと言われています。これは、彼の軍人としての性格や、リーダーとしての責任感と一致したもので、周りの人々に強い印象を与えていました。
規則正しい生活がもたらすものが、彼を一流の人物にならしめていたのではないでしょうか?

 心臓は、休むことなく、規則的に拍動を続けます。そこから、大きな力を生み出します。それは、ただ規則正しいだけではなく、神様が与えられた生体リズムと調和しているからです。

 生体リズムと調和して、規則正しい生活をする時に、私たちも東郷平八郎のような、強運を味方につけた、偉大な力を生み出せるのかもしれません。

 このブログでは、神様の生体リズムと調和する生活習慣について、ご説明していく予定です。