甲状腺・内分泌疾患

  • HOME
  • 甲状腺・内分泌疾患

内分泌疾患について

● --------------------- ●

体内のホルモンバランスの乱れによって引き起こされる病気です。これらの疾患はホルモンの過剰または不足が原因で、体調や生活にさまざまな影響を及ぼします。また、特徴的な症状が現れないことが多く、内分泌疾患の十分な知識がないと症状を聞いただけでは診断することが難しいといえます。当院は数多くの内分泌疾患を診て参りました。気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

内分泌系の主な病気

● --------------------- ●

甲状腺疾患

甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)

甲状腺という首の前にある小さな腺が、必要以上に刺激されることでホルモンを作りすぎる病気のことで。このホルモンは体のエネルギーの使い方を調節していますが、過剰になると体にいろいろな問題が起こります。

主な症状

甲状腺機能低下症(橋本病など)

甲状腺と免疫の異常により炎症が生じ、甲状腺が全体的に腫れて大きくなり十分なホルモンを作らなくなる病気です。このホルモンは体のエネルギーの調節やいろいろな体の機能をサポートしていますが、少なくなると体にいろいろな問題が起こります。

主な症状

甲状腺腫瘍

甲状腺はのどぼとけの下にある臓器です。甲状腺腫瘍は無症状のことが多いため、しこりにたまたま気づいたり、検診などで指摘されたりする方が増えています。ほとんどのしこりは良性ですが、稀に悪性の可能性もありますので、安心のために受信をおすすめします。

下垂体疾患

脳の中心部から垂れ下がっている重要な内分泌腺で、体内のホルモンバランスや尿量の調節を担っています。下垂体腫瘍は良性が多く、時間をかけて徐々に大きくなることが特徴です。

下垂体のホルモン分泌が過剰になった場合
ホルモン分泌が不足する場合

副甲状腺機能亢進症

副甲状腺ホルモンの過剰な分泌によって、血液中のカルシウム濃度が上昇し、尿路結石、骨粗鬆症や高カルシウム血症による様々な症状(食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、倦怠感、筋力低下、精神症状、のどの渇き、多飲多尿など)を引き起こします。
血液中のカルシウム・副甲状腺ホルモン(PTH)量が高値になることで診断ができます。

副腎腫瘍

副腎は腎臓の上にある小さな器官で、複数の重要なホルモンを作る専門的な働きをしています。副腎に腫瘍ができ、ホルモンが過剰に産生されると、体重が増えたり、高血圧になったり、糖尿病になるなど様々な症状を引き起こします。