院長挨拶

長崎県大村市内、長崎県運転免許試験場そばにて診療を行っております、ちくばクリニックです。
この度は、当クリニックのホームページをご覧いただき、まことにありがとうございます。

ちくばクリニックは
“私たちは、皆さんを助けるためにここにいます。”
をモットーに平成２１年７月に現在の古賀島町に開院いたしました。
開院以来、大村市内だけでなく県内外から多くの皆様にご利用いただき心より感謝申し上げます。

病気を治す近道。…それは今の習慣を変えることです。

｢病気｣という文字が示す通り、“病”は自分の思い、つまり日頃の考え方や行動がもととなる生活習慣に起因するものが少なくありません。逆に言えば、正しい生活習慣に変えるだけでも長期的に見れば通院したり、薬を飲んだりする頻度を少なくすることすらできるのです。
しかしながら、長い時間を経て形成された習慣を変えるというのは、なかなか難しいですよね。
病を患ったことをきっかけに｢～をしなさい。｣とか｢～をやめなさい。｣と医師からやんわりと習慣づけを指示されても、渋々従っていては一時的に快方に向かったとしても根本的な変化を見ることは難しいのです。
その証拠に、｢完治｣とまで言えずとも少しでも体調が良くなれば元の習慣に戻ってしまう方は大勢います。
これが生活習慣病と呼ばれる糖尿病･高血圧･脂質異常症などの恐ろしいところで、自覚症状があまりないため、治療を中断される患者さんが多く現代社会の大きな問題となっています。
では、何によってその習慣を変えることができるのでしょうか？

最も大事なことは、｢患者様ご自身｣が自分自身の現状と正面から向き合い、本当はどのようにありたいのかをしっかりと知ることなのです。つまり、医師が病 を治すのではなく、患者様ご自身で体調体質改善へのプロセスと結果を理解した上で、自ら日々の習慣形成に取り組んでいただくことが大事です。
ちくばクリニックスタッフは、患者様ご自身にそれができるように時間をかけてサポートすることが私たちの務めではないかと考えています。

そのために、ちくばクリニックのスタッフができること。

そのためには、診察の度に患者様ご本人と十分なコミュニケーションをとる必要があると考えます。
時には患者様のご家族に来院をお願いして治療への取り組みを一緒に歩んでいただくこともあります。
クリニック内のどこであっても、お互いの立場での考えや信条を言い合える場になることで、時間がかかってもそれぞれの立場から同じ目標に向かって進むこと ができます。単なる触診ではなく、患者様の心に触れる診察でなければ、病の元になった習慣、さらにその習慣の元になった“考え方の源”を理解することはで きません。

ちくばクリニックでは、患者様とのコミュニケーションを一歩でも深められるようにスタッフ全員で定期的な勉強会を積極的に開いています。治療には西洋医学が全てではないとも考えていますので、漢方も取り入れています。
患者様に対しては、糖尿病療養指導士の資格をもった管理栄養士が丁寧な個別栄養相談を行い、看護師（糖尿病療養指導士）が生活相談・フットケアなども行っております。
さらに、身体に無理を来たさない運動は精神的にも良い効果をもたらすことが立証されていますので、専属スタッフによるエクササイズプログラムも取り入れており、具体的な効果が出ています。
彼らは皆さんが治療を続けていく上で、きっと“心強い味方”になってくれるはずです。

今後とも、地域の皆様にご信頼いただき、ご安心いただける医療機関を目指してスタッフ一同ひとつとなって歩んでまいりますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

院長プロフィール

資格

• 糖尿病専門医
• 糖尿病研修指導医
• 学会公認中級ヘルスカウンセラー

略歴

◆論文

• 自己免疫性甲状腺疾患合併一型糖尿病の遺伝子解析