息子が4歳の誕生日を迎えるため、久しぶりに実家にも顔を出した方がいいかなと思い、私の実家に帰省をしました。
実は実家に泊まるのは2年ぶりで理由をつけて帰ることを避けていた自分がいました。父の肺の病気の状態が悪くだんだん年老いていく姿をみてショックを受けたくないという理由からでした。
父は私の顔をみるとすぐに久しぶりだねと言ってきました。この前も会ったやんと返しながら内心は見透かされているような気持ちになりました。父は私が幼いころから子煩悩で優しく、母に叱られて泣いている私を喫茶店に連れて行き、チョコレートパフェをよく食べさせてくれました。
そんな父が年老いて、家に引きこもっている状態になってしまっている状況を見てしまうのが怖くて、家に帰るのが遠のいてしまっていました。
しかし思いの外元気そうで、毎日近くの運動公園の上り坂下り坂を40分ゆっくり歩いて体力がついてきたと聞いてほっとしました。
誕生日会では息子の好きなエビフライと主人が好きなポテトサラダを張り切って用意してくれていた母と姉も一緒にお祝いをし、父はお酒もすすんだ様で、今日の酒はうまいと上機嫌でした。一緒にお酒を飲むことができてほんとに良かったなと思いました。
今度実家に帰るときは、父と私と息子の3人でチョコレートパフェを食べに行こうかなと思います。