朝夕はめっきり冷え込むようになりました。皆さまお体の調子はいかがですか。
健康心理理学療法士の田中京子先生の勉強会で学んだネゴシエーションを、小学1年生の娘とやってみました。ネゴシエーションとは、自分と相手と満足できるよう、効果的に話し合えて、現実的解決を図る交渉技法です。話し合った内容は、毎日私が言わないと宿題や次の日の学校の準備をしない事についてです。娘は、『弟や妹がお菓子を食べながらテレビを見たり、遊んでいるから自分も一緒に遊びたい、遊んでいると宿題のことを忘れてしまう、学童でほとんど宿題を終わらせているから、すぐやらなくてもあとからやればいい。』と言いました。私がどうして帰宅後すぐやってほしいと思っているのかを伝え、娘と一緒にやらないといけないことがどれぐらいあるのかリストを書き出しました。話しあった結果、私は今まであれしなさい、これしなさいと怒りながら命令口調で言っていましたが、『今日は何からする?』と娘に問いかける声掛けに変えました。『今日は音読からする』『今日は計算カードからする』と娘が自分で決めて取り組めるようになり、最近では音読の時、夕食の準備をしている私の横に椅子を持ってきて、『ママは早くご飯を作らないといけないからそのまま聞いてていいよ』と隣で読んでくれます。娘に、『宿題や学校の準備を早く終わらせるようにしてどう?』と聞くと、『好きな音楽を聴いたり、アイスを食べれたりできて嬉しい』と言っていました。私も帰宅後ストレスなく穏やかに過ごせることが多くなり、お互い満足いく解決方法を一緒に導き出せたかなと思います。なにか問題があったときは、相手を尊重し、相手の要求や気持ちを受け入れて話し合いをすることが大事だと感じました。今後も家族でなにか問題があったときは、ネゴシエーションを取り入れて解決していきたいと思います。
2019
30Sep