今年は例年になく、厳しい寒さが続き、インフルエンザが猛威を振い日本中を吹き荒れておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
季節の変わり目は、昔からいろんな感染症で人々を苦しめて来ました。
「わが子に災いがもたらされないように、元気に成長し、良縁に恵まれ幸せになりますように」と願う親の気持ちは、今も昔も変わらないものだと思います。
そうした思いは親から子へと長い間、受け継がれてきました。季節の変わり目であり、奇数が重なる日は、邪気を祓うと信じられ、3月3日を『ひな祭り』としたそうです。
いつの時代も、親は我が子の幸せを願い、懸命に育ててくれているのだと思います。
ひな祭りは、我が子の健康を願うと同時に、自分も両親からして頂いた沢山の愛に対し、感謝の思いをかみしめて「有難う」の気持ちを伝えてはいかがでしょうか。
まだ寒い日が続きますがお体をご自愛下さい。
「ひな」ということばに関しては、女の子が玩具にする、紙や土、木などで作った小型の人形のことだそうで、また別の説では、(ひ1、ふ2、み3、よ4、い5、む6、な7、や8、こ9、と10)1から10までそろって「ひと」、まだそこまでは育ってない1から7までの小さな子を指して「ひな」、という説もあります。ひな祭りに欠かせないひな人形は、紙や木で作ったもので体を撫でて穢れを移し、それを川に流すことで子供の身代わりとなり厄災を引き受けてくれて健康で健やかな成長を願ったものだそうです。