木々もすっかり芽吹き、新緑の葉が茂る季節となりました。
この時期になると、天高くこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいるのを目にします。
先日、甥っ子の節句のお祝いへ参加して来ました。まだ、9ヶ月ですが、着物や兜を身にまとい、
小さな武者のような姿になって、喜んでいました。ほのぼのとしたひとときで、甥っ子の成長を感じた一日となりました。
そもそも、端午の節句とは奈良時代から伝わる習慣で、こいのぼりは、男の子の出世を願う意味があるそうです。
お祝い御膳の中にも出てきた「ちまき」は、屈原の故事から、中国では5月5日の節句に、節物としてちまきを作り、
親戚や知人に配るという習わしが生まれたそうです。そして、「柏餅」ですが、柏の木は新芽が出ないと古い葉が落ちないため、
子孫繁栄を象徴するものとして縁起がよいとされています。
一年間にいろんな行事がありますが、行事の中で頂く食べ物一つ一つにも、いろんな由来や意味があるんだなぁと調べてみると
興味がわきました。日本古来の行事をこれからも大切にしていきたいと思います。
過ごしやすい季節ではありますが、体調を崩されないようお気をつけください。
2016
21Apr
端午の節句
